MENU
【完全無料】簡単30秒でリフォーム業者を一括見積もりするならコチラ

浴室をシャワールームにリフォームする費用は?工事内訳と後悔しない選び方

浴室をシャワールームにリフォームすると、浴槽をなくして空間を広く使えたり、掃除の負担を減らせたりするメリットがあります。しかし、「シャワールームへのリフォーム費用はいくら?」「浴槽をなくして後悔しない?」と思いますよね。

浴室をシャワールームに変更する費用は、シャワーユニット本体の価格だけでなく、浴槽の撤去や給排水・防水・内装などの工事内容によって変わります。また、必要な広さや冬場の寒さ、将来の家族構成まで考えておかないと、リフォーム後に使いにくさを感じる場合があります。

それでは、浴室をシャワールームにリフォームする費用相場や工事の内訳、浴槽を撤去する方法、必要な広さを徹底解説します。TOTO・LIXILなどのメーカー比較に加え、費用を抑える方法や後悔しやすい理由、リフォーム業者の選び方も詳しくチェックしていきましょう。

最後まで読めば、シャワールームへのリフォームに必要な費用と、自宅に合う工事方法を判断するポイントが分かります。費用だけでなく、完成後の使いやすさや将来の暮らしまで比較し、納得できるリフォーム計画を立ててみてください。

目次

浴室をシャワールームにする費用の内訳と相場

  • シャワールームへのリフォーム費用は本体価格と各種工事費の合計で決まる
  • 既存浴室の状態や配管・換気設備の再利用によって総額が変わる
  • 安い製品でも設置工事や追加費用を含めた見積もりが必要

浴室をシャワールームにリフォームする際は、シャワーユニット本体の価格に加え、浴槽の撤去や配管工事、防水工事などの費用が発生します。工事費込みの総額は既存浴室の構造や設置する製品によって異なるため、費用の内訳を把握しておきましょう。

シャワーユニット本体の価格で変わる費用

シャワーユニットの本体価格は、メーカーやサイズ、シャワー設備、壁・床の仕様によって大きく異なります。2026年10月現在、メーカー公式サイトで掲載されている主な製品の価格は以下のとおりです。

メーカー製品名本体価格の目安
LIXILシャワーユニットNS737,000~1,826,000円
LIXILシャワーユニットSP458,000円~
ハウステックシャワールームRJS378,000円~(税抜)
タカラスタンダードぴったりサイズシャワーユニット349,000~644,000円(税抜・原稿記載の価格帯)

※2026年10月現在の公式掲載価格をもとに作成しています。タカラスタンダードの価格帯は元原稿の記載値であり、最新の公式価格は別途確認が必要です。

例えば、LIXILのシャワーユニットNSは、0812サイズから1216サイズまで展開されており、シャワー設備やベンチなどの仕様によって価格が変わります。ハウステックのRJSは0808サイズが税抜378,000円からとなっており、比較的コンパクトなシャワールームを検討する際の候補です。

表の価格は浴室の解体や設置工事を含むリフォーム総額ではありません。また、LIXILのSPやハウステックのRJSにはホテル・賃貸住宅などを想定した製品もあるため、自宅への設置条件をメーカーや施工業者に確認してください。

既存浴室の解体・浴槽撤去・処分にかかる費用

浴室をシャワールームに変更する場合、既存の浴槽だけを撤去するのか、ユニットバス全体を解体するのかによって工事費が変わります。浴槽だけを取り外す部分改修は工事範囲を抑えやすいものの、浴槽の下にある床や壁の補修が必要になる場合があります。

既存のユニットバスを全面撤去する場合は、浴槽だけでなく壁・床・天井なども取り外し、新しいシャワーユニットを設置できる状態にしなければなりません。解体した設備の搬出や廃材処分、工事中の養生にも費用がかかります。

工事内容主な作業
浴槽撤去既存浴槽の取り外し
浴室全体の解体壁・床・天井・浴槽などの撤去
搬出・運搬解体した設備を屋外へ運び出す作業
廃材処分浴槽や壁材などの処分
養生廊下や床、共用部分の保護

特に、浴槽が大きくて搬出できない場合や、浴室までの通路が狭い住宅では、設備を細かく解体する作業が必要になることがあります。マンションの高層階やエレベーターのない建物では、運搬条件によって費用が増える場合もあります。

見積もりを依頼するときは、解体費だけでなく、搬出費・廃材処分費・養生費が含まれているか確認しましょう。浴槽の撤去後に床や壁の補修が必要になった場合の追加費用も、事前に聞いておくと安心です。

給排水・電気・換気設備の工事費

シャワールームを設置するには、給水・給湯・排水設備を新しいシャワーユニットへ接続する必要があります。既存の配管位置が新しい設備と合わない場合は、配管の延長や移設が必要になり、その分の工事費が追加されます。

例えば、浴槽を撤去した場所へシャワーユニットを設置する場合でも、既存の排水口をそのまま利用できるとは限りません。新しいユニットの排水位置や床下の配管勾配に合わせて、排水管を変更することがあります。

また、照明や換気扇、浴室暖房乾燥機などを設置する場合は、電気工事や換気ダクトの接続工事も必要です。設備によっては専用回路の増設が必要になるため、既存の電源設備で対応できるか確認してください。

設備工事工事が必要になる主な条件
給水・給湯工事シャワー水栓の位置変更や配管の延長
排水工事排水口の位置変更や排水勾配の調整
電気工事照明・換気扇・暖房設備などの接続
換気工事換気ダクトの延長や排気経路の変更
給湯設備の調整給湯器の能力不足や接続条件の変更

配管や電気設備の状態は、壁や床を解体しないと分からない場合があります。そのため、現地調査では既存設備を再利用できる範囲と、追加工事が必要になる条件を説明してもらいましょう。

防水・内装・出入口を整える工事費

浴室をシャワールームに変更するときは、水漏れを防ぐための防水工事や、周囲の床・壁を整える内装工事も必要です。特に浴槽だけを撤去する部分改修では、浴槽の下に防水仕上げが施されていない場合があるため、撤去後の床をそのまま使用できるとは限りません。

新しいシャワーユニットへ全面交換する場合も、本体と建物の接続部分や出入口周辺を適切に施工する必要があります。床の高さが変わる場合は、脱衣室との段差を調整する工事が追加されることもあります。

また、既存の浴室ドアと新しいシャワールームの出入口位置が異なる場合は、壁の補修やドア枠の変更が必要です。脱衣室の壁紙や床材まで張り替えるかどうかによっても、内装工事の範囲が変わります。

費用を抑えるために内装工事を最小限にする方法もありますが、防水処理や排水に関わる部分は省略できません。見積書では、防水工事・床補修・壁補修・出入口工事がそれぞれ含まれているか確認してください。

現場条件で追加費用が生じるケース

シャワールームへのリフォームでは、現地調査や解体工事によって追加工事が必要になる場合があります。特に築年数が経過した住宅では、浴槽の下や壁の内部に劣化が見つかり、当初の見積もりより費用が増えることがあります。

追加費用が発生する条件必要になる可能性がある工事
床や壁の下地が腐食している下地材の交換・補強
給排水管が劣化している配管の交換・補修
既存浴室で漏水が発生している防水補修・周辺部材の交換
梁や柱が設置スペースに干渉する設置位置や製品サイズの変更
搬入経路が狭い搬入方法の変更・追加作業
マンションの工事制限がある共用部分の養生・搬入時間の調整

例えば、浴槽を撤去した際に床下の木材が腐食していると、そのまま新しい設備を設置することはできません。下地の補修や交換が必要になるため、工事費だけでなく工期も増える可能性があります。

また、マンションでは管理規約によって工事時間や搬入経路が制限されることがあります。共用廊下やエレベーターの養生が必要になる場合もあるため、管理組合への申請条件を含めて見積もってもらいましょう。

追加工事によるトラブルを避けるには、工事を始める前に追加費用が発生する条件を明確にしておくことがおすすめです。想定外の劣化が見つかった場合は、工事内容と金額の説明を受け、承認してから作業を進めてもらってください。

簡易タイプと住宅用シャワーユニットの違い

シャワールームを探していると、数万円台で販売されている簡易タイプのシャワー設備が見つかることがあります。しかし、こうした製品と、浴室リフォームで設置する住宅用シャワーユニットは、用途や施工条件が異なります。

簡易タイプには、屋外での使用や一時的な設置を想定した製品もあります。一方、住宅用シャワーユニットは、建物への固定や給排水・換気設備との接続を前提に設計されています。

比較内容簡易タイプ住宅用シャワーユニット
主な用途仮設・屋外など製品によって異なる住宅・宿泊施設など製品ごとの対応用途
設置方法簡易設置型など建物への固定・設備接続
排水設備製品ごとの排水方法建物の排水設備へ接続
防水性能製品の仕様による専用の床・壁・接合部などで構成
換気・電気設備製品によって異なる必要に応じて換気・電気工事を実施
価格数万円台の製品もある本体だけで数十万円以上の製品が中心

例えば、簡易シャワー設備を購入しても、既存浴室の解体や排水工事、防水工事が不要になるわけではありません。常設の浴室として使用できない製品を選ぶと、住宅への設置自体が難しくなる場合もあります。

浴室をシャワールームへリフォームするなら、価格の安さだけで製品を選ばず、住宅で常設使用できる仕様か確認してください。設置条件と保証内容をメーカーや施工業者に確認したうえで、工事費込みの総額を比較すると良いです。

【簡単30秒&無料で完結】
壊れてから慌てる前に
「いくら必要か」だけ知っておきませんか?

・最近、トイレの流れが少し悪い
・便座が少しガタつく
・掃除しても汚れが落ちにくくなってきた

など今使っているトイレに小さな変化が出てきたら、交換を考え始めるタイミングかもしれません。トイレは毎日使う場所です。

もし突然使えなくなってしまえば

「とにかく早く直してくれるところで」

と料金や業者を十分に比較できないまま工事を決めてしまうこともあり、もし悪質業者に捕まってしまうと最大で数十万円以上の損をすることも。

だからこそ、まだ使えている今のうちにトイレリフォームの最適価格を知っておくのがおすすめです。

たとえば、交換費用が20万円くらい必要だとわかっていれば、

「来年くらいに交換しよう」
「毎月少しずつ貯めておこう」
「この金額なら今のうちに交換してもいいかも」

と、自分たちのタイミングで考えられます。

提携企業が4,000社を超えるリショップナビなら、あなたが希望するリフォーム内容を元にピッタリなリフォーム会社を厳選してくれます。

リショップナビは複数社を一括で見積もりできるので「この工事内容ならどれくらいの金額が妥当なのか」も判断しやすくなります。

まだトイレを交換すると決めていなくても大丈夫です!

まずは「わが家のトイレ、交換するといくら?」を確認するところから始めてみませんか?

リショップナビ公式ページ>>【完全無料】トイレリフォームの一括見積もりはこちら

お風呂をシャワーだけにリフォームする方法

  • 浴槽だけを撤去する部分改修とシャワーユニットへの全面交換では工事範囲が異なる
  • 別室への後付けは給排水・換気経路と建物の構造が設置条件になる
  • 戸建てとマンションでは工事の自由度や必要な手続きが異なる

お風呂をシャワーだけにリフォームする方法は、既存の浴室をどこまで残すかによって変わります。費用だけでなく、防水性能や必要な広さ、完成後の使いやすさも比較して工事方法を選びましょう。

浴槽を撤去して洗い場を残す方法

現在の浴室にある浴槽だけを撤去し、洗い場や壁などを残してシャワー専用の空間に変更する方法です。既存設備を再利用できる場合は、ユニットバス全体を交換するよりも工事範囲を抑えられる可能性があります。

浴槽の撤去後に空いたスペースを床として仕上げれば、シャワーを浴びる場所を広げたり、腰掛けを設置したりできます。ただし、浴槽の下は洗い場と同じ防水構造になっていない場合があるため、単純に浴槽を取り外すだけでは完成しません。

主な工事内容は以下のとおりです。

  1. 既存浴槽と周辺部材を撤去する
  2. 浴槽下の床や壁、防水層の状態を調べる
  3. 必要に応じて給排水管を変更する
  4. 撤去部分の床・壁を防水処理して仕上げる
  5. シャワー設備や必要な手すりなどを設置する
  6. 排水・漏水・設備の動作を点検する

注意したいのは、既存のユニットバスが浴槽と床を一体構造で設計している場合です。浴槽だけを撤去すると防水性能を維持できない製品もあるため、部分改修が可能か施工業者に判断してもらってください。

また、空いたスペースにベンチや収納を設置する場合は、床や壁の強度にも注意が必要です。費用を抑えることだけを優先せず、長期間安全に使える施工方法を選びましょう。

ユニットバスをシャワーユニットへ交換する方法

既存のユニットバスを全面撤去し、新しいシャワーユニットへ交換する方法です。浴槽だけでなく壁・床・天井なども新しくできるため、防水性能や設備をまとめて見直したい場合に向いています。

工事では既存浴室を解体した後、給排水や電気、換気設備を新しいシャワーユニットの仕様に合わせて調整します。その後、専用の床・壁・天井などを組み立て、出入口や脱衣室との接続部分を仕上げます。

比較内容浴槽だけを撤去シャワーユニットへ全面交換
既存設備洗い場や壁を一部再利用原則として浴室全体を撤去
工事範囲撤去部分の補修が中心解体から新規設置まで
防水工事既存構造との接続が必要新しいユニットの防水構造を採用
費用工事範囲を抑えられる場合がある本体代と全面交換工事が必要
向いている住宅既存設備の状態が良い住宅浴室全体の老朽化が進んだ住宅

全面交換では、浴室の外寸とシャワーユニットの内寸が必ずしも一致しない点にも注意してください。壁や設備の構造によって使用できる空間が狭くなる場合があるため、完成後の内寸を図面で確認しましょう。

また、既存の窓や梁、配管の位置によっては希望する製品を設置できない場合があります。メーカーの施工図と現地採寸の結果を照らし合わせ、設置条件を満たす製品を選んでください。

空いている部屋へシャワールームを後付けする方法

現在の浴室を変更せず、空き部屋や収納スペースなどへシャワールームを後付けする方法もあります。二世帯住宅や来客用の設備を増やしたい場合など、既存の浴室とは別にシャワー設備が必要な住宅で検討できる方法です。

ただし、シャワーユニットが収まる広さだけでは設置できません。給水・給湯・排水管を接続できることに加え、湿気を排出する換気経路や、床・壁の防水対策も必要です。

後付けする際に確認したい条件は以下のとおりです。

  • 給水・給湯:既存配管からシャワールームまで接続できるか
  • 排水:排水管の勾配や床下の配管スペースを確保できるか
  • 換気:屋外まで排気できるダクトや換気経路を設けられるか
  • 電気:照明や換気設備に必要な電源を確保できるか
  • 防水:周辺の床・壁や階下への漏水を防げるか
  • 搬入:製品の部材を室内まで運び込めるか

例えば、2階の空き部屋へ設置する場合は、排水管を1階の設備へ接続するための経路が必要です。床下のスペースや配管勾配を確保できなければ、設置場所の変更や追加工事が必要になる場合があります。

また、外壁に新しい換気口を設ける場合は、建物の構造や外壁の防水処理も関係します。設置を決める前に、給排水・換気・防水工事まで対応できるリフォーム会社へ現地調査を依頼してください。

戸建てで浴室をシャワー専用にする場合

戸建て住宅では、既存浴室の改修だけでなく、間取りを変更してシャワールームを設置する方法も検討できます。マンションと比べて配管や換気経路を変更しやすい場合がありますが、柱・梁・基礎などの構造部分を自由に撤去できるわけではありません。

例えば、浴槽をなくして洗面脱衣室を広げたい場合は、浴室と脱衣室の間仕切りを変更する工事が考えられます。ただし、間仕切り壁が建物の強度に関わっている場合は、構造上の確認が必要です。

また、冬場の寒さが気になる地域では、シャワーユニット本体の断熱性能だけでなく、床下や壁、窓の断熱も検討しましょう。浴槽がなくなると湯船で体を温められないため、脱衣室との温度差にも配慮した設備計画がおすすめです。

戸建てで確認したい主な条件は以下のとおりです。

確認する場所主な確認内容
床下配管経路・排水勾配・断熱状態
壁・柱間取り変更や設備設置への影響
窓断熱性能・結露・換気との関係
給湯器シャワー設備に必要な給湯能力
脱衣室暖房・出入口・着替えスペース

オーバーヘッドシャワーなどを設置する場合は、給湯器の能力や給水圧が製品の条件を満たしているか確認してください。既存設備を活用できるかどうかで工事費が変わるため、交換が必要な設備も含めて見積もってもらいましょう。

マンションで管理規約や配管を確認する場合

マンションで浴室をシャワールームへ変更する場合は、工事を依頼する前に管理規約と管理組合への申請手続きを確認してください。室内の浴室は専有部分に含まれていても、工事内容によっては共用部分や他の住戸に影響するため、事前承認が必要になる場合があります。

注意したいのは、排水立て管や床スラブ、外壁などの共用部分です。シャワールームの設置に必要でも、これらの部分を自由に移動・加工できるとは限りません。

確認内容注意点
管理規約浴室設備の交換や配管変更に関する制限
管理組合への申請工事申請書・図面・仕様書などの提出
排水設備排水立て管との接続位置・排水勾配
床スラブ配管を通すための加工制限
外壁・換気換気口の新設や変更に関する制限
工事時間騒音作業・搬入・共用部分の使用条件

国土交通省が示すマンション標準管理規約では、共用部分や他の住戸に影響するおそれがある工事について、理事長への申請や理事会の承認を必要とする考え方が示されています。ただし、実際に適用される手続きは各マンションの管理規約によって異なります。

例えば、既存の排水位置を大きく変更できないマンションでは、希望するシャワーユニットを設置できない場合があります。工事契約を結ぶ前に、管理会社や管理組合へ必要な手続きを確認し、施工業者と設置条件を共有してください。

現地調査から完成までの工事手順

浴室をシャワールームへリフォームする際は、現地調査で設置条件を確認してから製品や工事内容を決めます。先に本体だけを購入すると、寸法や配管の条件が合わず、設置できない場合があるため注意してください。

一般的な工事の流れは以下のとおりです。

  1. リフォーム会社へ相談する:浴槽撤去・全面交換・後付けなどの希望を伝える
  2. 現地調査を受ける:浴室寸法・配管・電源・換気・搬入経路を調べる
  3. 製品と工事方法を決める:設置条件に合うシャワーユニットを選ぶ
  4. 見積書と図面を確認する:工事範囲・総額・追加費用・工期を比較する
  5. 必要な申請を済ませる:マンションの場合は管理組合の承認を受ける
  6. 契約・発注する:工事内容と保証条件を確定する
  7. 既存浴室を解体する:浴槽や必要な壁・床などを撤去する
  8. 配管・電気・換気工事を行う:新しい設備の接続条件を整える
  9. シャワーユニットを設置する:本体を組み立て、周辺の防水・内装を仕上げる
  10. 試運転と引き渡しを行う:漏水・排水・換気・照明などを点検する

工事の内容や順番は、浴槽だけを撤去する場合とユニットバス全体を交換する場合で異なります。また、既存設備の劣化が見つかった場合は追加工事が必要になるため、工期に影響することもあります。

工事完了後は、実際にシャワーを流して排水や水漏れの有無を確認し、換気扇や照明、ドアの動作も点検してもらいましょう。保証書や工事完了報告書を受け取り、不具合が起きた場合の連絡先まで確認しておくと安心です。

シャワールームに必要な広さと間取りの考え方

  • シャワールームは一畳未満のスペースにも設置できる製品がある
  • 必要な広さは本体の外寸だけでなく出入口や脱衣スペースも含めて決まる
  • 将来の介助や掃除のしやすさまで考えた間取り選びがおすすめ

シャワールームは一般的な浴槽付きの浴室よりコンパクトに設置できる製品があり、限られたスペースを有効活用したい場合に向いています。ただし、製品が収まる広さだけでなく、シャワーを浴びるときの動きやすさや出入口の位置も考えて間取りを決めましょう。

一畳未満でも設置できるか寸法を確認する

シャワールームは、一畳未満のスペースでも設置できる製品があります。例えば、ハウステックのシャワールームRJSには0808サイズ、タカラスタンダードのぴったりサイズシャワーユニットには0707サイズのプラン例があります。

0808や0707といった数字は、一般的にシャワールームの広さを表すサイズ呼称として使われています。ただし、呼称だけで製品の外寸や設置に必要なスペースが確定するわけではありません。

サイズ呼称広さの目安向いている用途
0707約70cm×70cm最小限のシャワースペース
0808約80cm×80cmコンパクトなシャワールーム
0812約80cm×120cm奥行きを確保したシャワースペース
1016約100cm×160cm動きやすさを重視した空間
1216約120cm×160cmゆとりのあるシャワースペース

※表の寸法はサイズ呼称を理解するための目安です。実際の室内寸法・製品外寸・必要施工寸法はメーカーや製品によって異なります。

例えば、0808サイズは呼称上では約0.64㎡となり、一般的な一畳の面積より小さいサイズです。しかし、実際の設置には本体の外側に配管や組立作業のための空間が必要になるため、80cm四方の場所があれば必ず設置できるわけではありません。

また、一畳の寸法は地域や畳の種類によって異なります。設置を検討するときは畳数だけで判断せず、メーカーの施工図に記載された必要寸法と自宅の実測値を比較してください。

室内寸法と出入口の広さを比較する

シャワールームを選ぶ際は、製品の外寸だけでなく、実際に使用できる室内寸法を確認する必要があります。同じサイズ呼称でも壁の厚さや設備の配置によって、体を動かせる広さが変わるためです。

例えば、コンパクトなシャワールームでは、腕を上げたときに壁へ当たったり、体を洗う際に窮屈さを感じたりする場合があります。シャワー水栓や収納棚、ベンチなどが室内に張り出す場合は、さらに動ける範囲が狭くなります。

また、出入口のドアには折れ戸や開き戸などがあり、開閉に必要なスペースが異なります。ドアを開けた際に洗面台や洗濯機、便器などへぶつからないかも確認しましょう。

比較する寸法確認したい内容
製品外寸設置場所に本体が収まるか
室内寸法体を洗うための広さがあるか
出入口幅無理なく出入りできるか
ドアの開閉範囲周辺設備や壁と干渉しないか
出入口の段差またぎやすく転倒しにくいか
天井高頭上の余裕やシャワー設備の設置条件

特に、高齢者や体の大きい人が使う場合は、最小サイズよりも室内の動きやすさを優先した方が使いやすくなります。可能であればショールームで実際の広さを体感し、シャワーを浴びる姿勢や出入りのしやすさを確かめてください。

脱衣・着替えスペースまで含めて計画する

シャワールームの本体が設置できても、外側に脱衣や着替えのスペースがなければ使いにくくなります。また、収納や空き部屋へシャワールームを後付けする場合は、シャワーを浴びた後の動線まで考える必要があります。

例えば、シャワールームの出入口付近にタオルや着替えを置く場所がないと、濡れた状態で別の部屋まで移動することになります。ドアを開けたときに床へ水滴が落ちることもあるため、足拭きマットを置く場所や床材の耐水性も確認しましょう。

脱衣スペースを計画するときは、以下の設備や動線を考えておくと良いです。

  • 着替えスペース:衣服を脱ぎ着するための場所
  • タオル収納:濡れた手でも取りやすい位置
  • 足拭きマット:出入口の前に敷けるスペース
  • 洗濯機・洗面台:ドアの開閉や移動を妨げない配置
  • 暖房設備:冬場の温度差を抑えられる位置
  • 換気設備:シャワー後の湿気を排出できる経路

また、シャワールームのドアを開けた際に、脱衣スペースへ湿気が流れ込むこともあります。壁紙や床材の傷みを防ぐため、脱衣室の換気や湿気対策もあわせて検討してください。

シャワールームを小さくするほど、周辺の空間を広く使えるメリットがあります。ただし、本体を最小サイズにすることだけを優先せず、着替えからシャワー、退出まで無理なく移動できる間取りを選びましょう。

高齢者や介助を想定して動線を確保する

高齢者が使用する場合や、将来的に介助が必要になる可能性がある場合は、出入口の広さや段差、手すりの設置場所を考えておくことがおすすめです。コンパクトなシャワールームは省スペースですが、介助者が一緒に入るには十分な広さがない場合があります。

例えば、シャワーを浴びるときに椅子を使用する場合は、椅子を置いても足元や腕を動かせるスペースが必要です。介助者が横に立つ場合は、本人と介助者の両方が安全に動ける広さを確保しなければなりません。

確認する設備高齢者・介助を想定したポイント
出入口歩行器や車いすなどの利用条件に合う幅
段差またぎ動作を減らせる構造
手すり立ち座りや姿勢保持に適した位置
ベンチ・椅子座った状態でシャワーを浴びられる広さ
床材濡れた状態で滑りにくい仕様
室内の広さ介助者が一緒に動ける空間

タカラスタンダードのぴったりサイズシャワーユニットには、車いすでの利用を想定した大型プランも用意されています。介助が必要な場合は、こうした製品も候補に入れながら、実際の身体状況や介助方法に合う寸法を検討しましょう。

将来手すりを追加する可能性があるなら、壁の補強下地をリフォーム時に設けておく方法もあります。完成後に壁を開ける工事を避けられる場合があるため、施工業者へ設置予定を伝えておいてください。

広さと掃除しやすさのバランスを取る

シャワールームは浴槽がない分、浴室全体の掃除面積を減らせる可能性があります。ただし、シャワールームを小さくすれば必ず掃除が楽になるわけではありません。

例えば、狭いシャワールームでは壁やドアに水滴や石けんの泡が付きやすく、使用後に拭き取る場所が増える場合があります。また、室内が狭いと床や壁の隅まで手が届きにくく、掃除しづらく感じることもあります。

広いシャワールームは体を動かしやすく、床や壁の清掃作業にも余裕が生まれます。しかし、床面積が増える分、水滴を拭き取る範囲や暖房に必要な空間も広がります。

掃除のしやすさを重視するなら、広さに加えて次の部分を比較しましょう。

  • 排水口の部品を簡単に取り外せるか
  • 床に水が残りにくい構造か
  • 壁やドアに汚れがたまりやすい溝がないか
  • 収納棚やカウンターを取り外して洗えるか
  • 換気設備で使用後の湿気を排出しやすいか

毎日の掃除時間を短くしたい場合は、収納棚やカウンターを必要最小限にする方法もあります。広さだけでなく、床の乾きやすさや排水口の手入れまで比較して、自分の生活に合うシャワールームを選んでください。

シャワーユニットのメーカーと商品の選び方

  • LIXILはシャワー設備、ハウステックは清掃性、タカラスタンダードはサイズ調整に強み
  • 本体価格だけでなく設置可能な寸法と住宅への対応条件を比較
  • 断熱・換気・安全性を含めて生活に合う製品を選ぶ

シャワーユニットは、同じメーカーでも商品によって価格やサイズ、設備が異なります。TOTO・LIXIL・ハウステック・タカラスタンダードの主な製品を比較し、希望する条件に合うものを選びましょう。

TOTO・LIXIL・ハウステック・タカラスタンダードのシャワーユニットを一覧で比較

4メーカーのシャワーユニットを比較すると、住宅への対応条件や設備の充実度に違いがあります。まずは商品名・サイズ・価格・主な機能を同じ基準で比べてみましょう。

スクロールできます
メーカー・商品サイズの選択肢本体価格主な機能・強み主な対象
TOTO・JSシリーズ現行仕様の確認が必要要見積もりホテル向けシャワールームホテル向け
LIXIL・NS0812・0912・0914・1216737,000~1,826,000円オーバーヘッドシャワー・ベンチ・照明戸建て・集合住宅・ホテル
LIXIL・SP0808など458,000円~サーモ水栓・スイッチシャワーホテル・非住宅向け
ハウステック・RJS0808・1016・1216など約378,000円~(税抜)清掃しやすい床・コンパクト設計ホテル・旅館・賃貸アパートなど
タカラスタンダード・ぴったりサイズシャワーユニット0707など・寸法調整対応最新仕様で要見積もり2.5cm刻みのサイズ調整・保温構造設置条件に合わせたリフォーム

※2026年10月現在のメーカー公式掲載情報をもとに作成しています。表示価格は製品本体の目安であり、解体・設置工事費などは含まれません。

一般住宅の浴室をシャワールームへ変更するなら、戸建て・集合住宅への対応が明示されているLIXILのNSが比較しやすい候補です。ハウステックのRJSやタカラスタンダードのぴったりサイズシャワーユニットも、設置条件が合えば検討できます。

TOTOのJSシリーズはホテル向け、LIXILのSPはホテル・非住宅向けの商品として案内されています。価格やサイズが希望に合っていても、住宅での使用条件を満たすかメーカーへ確認する必要があります。

シャワーユニットの本体価格をメーカー・商品別に比較

シャワーユニットの本体価格は、コンパクトで設備がシンプルな製品と、シャワー機能やベンチを備えた製品で大きく異なります。2026年10月現在、公式サイトで確認できる価格を比較すると、次のとおりです。

スクロールできます
メーカー・商品本体価格の目安価格に関する注意点
ハウステック・RJS約378,000円~(税抜)0808サイズの価格
LIXIL・SP458,000円~0808サイズから
LIXIL・NS737,000~1,826,000円サイズ・仕様で価格が変動
TOTO・JSシリーズ要見積もり現行の価格を個別確認
タカラスタンダード・ぴったりサイズ要見積もり寸法・仕様に合わせて確認

※ハウステックの価格はメーカー公式の商品一覧、LIXILの価格は公式商品ページの掲載値です。税表示が異なるため、税込金額にそろえた比較ではありません。

本体価格だけを見ると、ハウステックのRJSやLIXILのSPは、LIXILのNSより低い価格から検討できます。ただし、SPはホテル・非住宅向けであり、RJSも建物の用途や設置条件を確認する必要があるため、価格だけで選ぶのは避けましょう。

LIXILのNSは、ベンチの有無やシャワー設備によって価格が変わります。例えば、オーバーヘッドシャワーや打たせ湯などを備えた仕様では、標準的なシャワー設備だけのプランより費用が高くなる場合があります。

メーカー公式サイトの価格には、既存浴室の解体費や給排水工事費、設置工事費などが含まれていません。予算を比較する際は、同じサイズ・設備・工事範囲で見積もりを取り、工事費込みの総額を比べてください。

シャワーユニットのサイズと住宅への設置条件を比較

シャワーユニットのサイズは、コンパクトな0808サイズから、ゆとりのある1216サイズまで製品によって異なります。タカラスタンダードのように寸法を細かく調整できる商品もあるため、既存浴室の広さに合わせて比較しましょう。

スクロールできます
メーカー・商品主なサイズサイズ選びのポイント
TOTO・JSシリーズ現行仕様を個別確認ホテル向けの設置条件を確認
LIXIL・NS0812・0912・0914・1216奥行きやベンチの有無で選ぶ
LIXIL・SP0808などコンパクトな設置を想定
ハウステック・RJS0808・1016・1216など小型からゆとりのあるサイズまで選べる
タカラスタンダード・ぴったりサイズ0707など間口・奥行を2.5cm刻みで調整

※サイズ呼称は製品の寸法を示す目安です。実際の外寸や施工に必要なスペースはメーカーの施工図で確認してください。

限られたスペースへ設置したい場合は、ハウステックの0808サイズや、タカラスタンダードの小型プランが候補です。ただし、シャワールーム本体が収まっても、配管や組立作業に必要な余白を確保できなければ設置できません。

シャワー中の動きやすさを重視するなら、LIXILの1216サイズやハウステックの1016・1216サイズを比較すると良いです。ハウステックでは、1016・1216サイズについて、シャンプー時に肘が壁へ当たりにくい広さと案内しています。

タカラスタンダードのぴったりサイズシャワーユニットは、間口や奥行を2.5cm刻みで調整できる点が強みです。既存浴室に柱や梁があり、一般的な規格サイズでは設置しにくい場合にも検討できます。

ただし、マンションでは排水管や床スラブ、換気経路などの制限があります。戸建て・マンションのどちらでも、希望する商品の施工図と現地採寸を照らし合わせてから選んでください。

シャワーユニットの防水性・断熱性・換気性能を比較

シャワーユニットの快適性を比較する際は、防水性・断熱性・換気性能を分けて考える必要があります。どのメーカーでも建物との接続部分の施工が重要ですが、保温構造や床の冷たさを軽減する工夫には違いがあります。

スクロールできます
メーカー・商品防水性断熱・保温換気
TOTO・JSシリーズ製品・施工仕様による個別確認建物側の設備条件を確認
LIXIL・NSユニット構造と施工条件による選択仕様を確認換気設備・接続条件を確認
LIXIL・SPユニット構造と施工条件による選択仕様を確認換気設備・接続条件を確認
ハウステック・RJSユニット構造と施工条件による床の冷たさを軽減する構造換気設備・接続条件を確認
タカラスタンダード・ぴったりサイズユニット構造と施工条件による天井・壁・床を保温材で包む仕様換気設備・接続条件を確認

※各メーカーの防水性能や換気性能を数値で順位付けできる共通の試験データは確認できないため、優劣を断定していません。

断熱性を重視する場合は、天井・壁・床を保温材で包む仕様があるタカラスタンダードが候補です。ハウステックのRJSは床の冷たさを軽減する構造があり、足元の使い心地を比較したい場合に向いています。

ただし、床の冷たさを抑える機能と、浴室全体の断熱性能は同じではありません。寒さが気になる住宅では、シャワーユニットだけでなく、窓や脱衣室の断熱・暖房設備もあわせて検討しましょう。

防水性については、どのメーカーでも製品本体の構造に加えて、給排水管や出入口周辺の施工が関係します。特に既存浴室を解体して設置する場合は、建物側の防水処理や工事保証の範囲まで確認してください。

換気性能は換気扇の仕様だけでなく、ダクトの長さや給気経路によっても変わります。メーカーごとの性能差を比較する際は、採用する換気設備の仕様をそろえて見積もりを依頼すると良いです。

シャワーユニットのシャワー設備・清掃性・バリアフリー性能を比較

シャワーユニットは、シャワー設備の充実度や掃除のしやすさ、安全性にも違いがあります。LIXILのNSはシャワー機能、ハウステックのRJSは床や排水口の清掃性、タカラスタンダードは介助に対応する大型プランなどが比較候補になります。

スクロールできます
メーカー・商品シャワー設備清掃性バリアフリーへの配慮
TOTO・JSシリーズ現行仕様を確認現行仕様を確認用途・仕様に応じて確認
LIXIL・NSオーバーヘッドシャワー・打たせ湯などキレイドアなどフルワイドベンチの選択肢
LIXIL・SPサーモ水栓・スイッチシャワーなど選択仕様による設置仕様を確認
ハウステック・RJS標準シャワー設備を中心に確認温クリンフロア・清掃しやすい排水口滑りにくい床・段差対策
タカラスタンダード・ぴったりサイズ選択するシャワー設備による床・壁・排水口の仕様を確認車いす利用を想定した大型プラン例

シャワーの浴び心地を重視するなら、LIXILのNSが有力な候補です。オーバーヘッドシャワーや打たせ湯などの設備に加え、座ってシャワーを浴びられるフルワイドベンチも選べます。

掃除のしやすさを優先するなら、ハウステックのRJSも比較してみてください。温クリンフロアは皮脂汚れが付きにくい素材と乾きやすい表面構造を採用しており、毎日の床掃除の負担を減らしたい人に向いています。

高齢者や介助が必要な人が使う場合は、タカラスタンダードの大型プランが候補になります。車いすでの利用を想定した例があり、介助者が一緒に入るための空間も検討できます。

ただし、ベンチが付いていることと、介助に対応できることは同じではありません。出入口の幅や段差、手すりの設置位置、室内で方向転換できる広さまで比較してください。

シャワーユニットのおすすめメーカーを用途別に比較

シャワーユニットを選ぶ際は、価格・サイズ・設備のうち、何を優先するかによって候補が変わります。最後に、これまで比較した製品の違いをもとに、用途別のおすすめメーカーをまとめます。

スクロールできます
重視する条件おすすめの比較候補選ぶ理由
シャワー設備の充実度LIXIL・NSオーバーヘッドシャワーやベンチを選べる
コンパクトな設置ハウステック・RJS0808サイズなどを展開
掃除のしやすさハウステック・RJS床や排水口の清掃性に配慮
寸法の細かな調整タカラスタンダード・ぴったりサイズ2.5cm刻みのサイズ調整
断熱・保温仕様タカラスタンダード・ぴったりサイズ天井・壁・床の保温構造
座ってシャワーを浴びたいLIXIL・NSフルワイドベンチを選べる
将来の介助を考えたいタカラスタンダード・ぴったりサイズ車いす対応の大型プラン例
本体価格を抑えたいハウステック・RJS0808サイズが約378,000円から(税抜)

2026年10月現在、住宅への対応が明示されていて、シャワー設備も充実している製品を選びたいならLIXILのNSが候補です。ただし、本体価格は737,000円からとなるため、予算を重視する場合はほかの製品との比較も必要です。

省スペース性や掃除のしやすさを優先するなら、ハウステックのRJSが候補になります。特に0808サイズはコンパクトな設置を検討しやすく、床や排水口の手入れを重視する人にも向いています。

既存浴室の寸法が特殊な場合や、冬場の寒さ・将来の介助まで考えるなら、タカラスタンダードのぴったりサイズシャワーユニットを検討すると良いです。サイズを細かく調整できるうえ、保温仕様や大型プランの選択肢があります。

TOTOのJSシリーズとLIXILのSPは、ホテル向け・非住宅向けとして掲載されているため、一般住宅では設置条件を先に確認してください。最終的には、住宅への対応が確認できた製品の中から、同じ工事範囲で見積もりを取り、総額と設備の違いを比較して選びましょう。

シャワールームの設置費用を抑える方法

  • 既存の給排水や換気設備を再利用できれば工事費を抑えやすい
  • 標準仕様を基準にオプションを選ぶと不要な出費を減らせる
  • 本体価格だけでなく追加工事・保証を含めた総額比較が必要

シャワールームの設置費用を安くするには、本体の値引きだけでなく、工事範囲や設備の選び方を見直す方法があります。ただし、防水工事や老朽化した配管の交換まで省くと、完成後に不具合が発生するため、必要な工事は残したうえで費用を抑えましょう。

既存の給排水や開口部を活用できると費用は抑えられる

シャワールームの設置費用を抑える方法の一つが、既存の給排水管や換気設備、出入口の位置を活用することです。新しいシャワーユニットを既存設備に合わせて設置できれば、配管の移設や壁の補修などを減らせる可能性があります。

例えば、現在のシャワー水栓と新しいシャワーユニットの給水・給湯位置が近ければ、大幅な配管変更を避けられる場合があります。また、既存の換気ダクトを再利用できれば、新たな排気経路を設ける工事も不要になる可能性があります。

再利用する設備抑えられる可能性がある工事
給水・給湯管配管の延長・移設
排水管排水経路の変更
換気ダクトダクトの延長・換気口の新設
出入口ドア位置の変更・壁の補修
電気配線配線の延長・電源工事
既存の壁・床解体・内装補修の一部

ただし、配管が古くなっていたり、床や壁の下地が腐食していたりする場合は、再利用しない方が良いこともあります。完成後の漏水や再工事を防ぐため、設備の状態を現地調査で判断してもらってください。

再利用する設備と交換する設備は、見積書に分けて記載してもらうことがおすすめです。どの工事を省略できたのかが分かれば、複数社の見積もりも比較しやすくなります。

標準仕様を基準に必要な機能だけを選ぶ

シャワーユニットの本体価格は、標準仕様に追加するオプションによって変わります。シャワー設備や照明、ベンチ、暖房設備などを増やすと、製品代だけでなく電気・配管工事の費用が追加される場合もあります。

例えば、LIXILのシャワーユニットNSには、オーバーヘッドシャワーやベンチなどの選択肢があります。しかし、普段は短時間のシャワーしか使わない場合、すべての機能が必要とは限りません。

オプション費用を抑えるための判断ポイント
オーバーヘッドシャワー通常のシャワーで十分か
ベンチ座って使用する機会があるか
浴室暖房既存の暖房や断熱で対応できるか
デザイン性の高い壁パネル標準仕様の壁材で満足できるか
追加照明標準照明で明るさを確保できるか
収納棚・カウンター必要な収納量に合っているか

まずは標準仕様だけで見積もりを取り、必要なオプションを一つずつ追加すると価格差が分かりやすくなります。追加する設備については、製品代だけでなく工事費が変わるかも確認しましょう。

毎日使う手すりや滑りにくい床など、安全性に関わる設備は価格だけで削らない方が良いです。見た目を変えるオプションと、安全性・使いやすさを高める設備を分けて検討してください。

本体価格だけでなく工事費込みの総額で比べる

シャワールームの設置費用を比較する際は、シャワーユニット本体の価格だけで判断しないようにしましょう。本体の値引率が高くても、解体費や給排水工事費、廃材処分費などが別料金なら、最終的な支払額が高くなる場合があります。

例えば、本体価格が安い業者でも、既存浴室の撤去や出入口の補修が見積もりに含まれていないことがあります。一方、本体価格が高く見えても、必要な工事をすべて含めた金額を提示している業者なら、総額では安くなる可能性があります。

比較する際は、次の費用を分けて見積もってもらいましょう。

費用の内訳確認する内容
本体価格メーカー・型番・サイズ・オプション
解体・撤去費浴槽や既存ユニットバスの撤去
給排水工事費配管の接続・移設・交換
電気・換気工事費照明・換気扇・暖房設備の接続
防水・内装工事費床・壁・出入口の補修
搬入・処分費製品の運搬・廃材処分
諸経費・消費税現場管理費などを含む支払総額

特に「標準工事費込み」と表示されている場合は、どこまでが標準工事に含まれるのか確認してください。既存設備の撤去や配管の移設などが別料金になる場合もあるため、完成までに必要な工事をすべて含めて比較することがおすすめです。

見積もりには工事後の清掃や試運転、保証に関する費用が含まれているかも確認しましょう。単純な本体価格の安さではなく、同じ完成状態になる条件で支払総額を比べると良いです。

追加工事の条件を見積書で明確にする

シャワールームへのリフォームでは、既存浴室の解体後に配管の劣化や下地の腐食が見つかり、追加工事が必要になる場合があります。追加費用による予算オーバーを防ぐには、どのような場合に費用が増えるのかを契約前に確認しておくことが必要です。

例えば、見積書に「現場状況により別途費用」とだけ記載されていると、追加工事の内容や金額を事前に判断できません。配管の延長や床の補修など、追加になりやすい工事については、費用の計算方法まで聞いておきましょう。

追加工事事前に確認したい条件
配管の延長延長する長さ・施工方法
配管の交換劣化の判断基準・交換範囲
床下地の補修腐食部分の交換範囲
壁・出入口の補修補修する面積・使用材料
電気工事専用回路や配線の増設条件
搬入作業通路の幅・階段・エレベーターの条件

追加工事が必要になった場合は、施工業者から写真や作業内容、金額を提示してもらう方法がおすすめです。説明を受けて承認するまでは追加作業を進めない条件を、契約書へ記載しておきましょう。

追加費用が一定額を超える場合は、工事を一時停止して再見積もりを受ける方法もあります。予算の上限を事前に伝え、想定外の費用が発生したときの対応を決めておくと安心です。

複数社へ同じ条件で相見積もりを依頼する

シャワールームの設置費用を抑えたい場合は、複数のリフォーム会社へ相見積もりを依頼する方法があります。同じメーカー・型番・サイズ・設備で見積もりを取れば、業者ごとの工事費や諸経費の違いを比較しやすくなります。

例えば、一社は既存浴室の撤去費を含み、別の会社は撤去費を別料金にしている場合があります。この状態で提示された金額だけを比べても、どちらが安いのか正しく判断できません。

相見積もりでは、以下の条件をそろえましょう。

  1. 設置するシャワーユニットのメーカー・型番・サイズを統一する
  2. シャワー設備や暖房などのオプションを統一する
  3. 既存浴室の解体・撤去範囲をそろえる
  4. 給排水・電気・換気・防水工事を含める
  5. 搬入費・廃材処分費・諸経費・消費税を含める
  6. 追加工事の条件と保証内容を比較する

現地調査を実施した業者と、写真だけで見積もった業者では、工事範囲の見積もり精度が異なる場合があります。できるだけ同じ条件で現地調査を受け、完成までに必要な工事を含めた金額を提示してもらってください。

金額だけでなく、工期や施工実績、追加費用の説明、保証期間も比較すると良いです。安い見積もりでも必要な工事が抜けていれば追加費用が発生するため、見積書の内容を優先して判断しましょう。

安さだけで保証や施工品質を削らない

シャワールームの設置費用を安くしたい場合でも、防水工事や給排水工事、施工後の点検を省くことは避けてください。施工不良による水漏れは、床や壁の腐食だけでなく、マンションでは階下への漏水につながる可能性があります。

例えば、古い配管を交換せずに新しいシャワーユニットを設置すると、完成後に配管から水漏れが発生する場合があります。その際、シャワーユニットを一部解体して修理する必要が生じれば、当初の節約額を上回る費用がかかることもあります。

施工業者を比較する際は、次の内容も確認しましょう。

  • シャワールームの設置実績があるか
  • 給排水・電気・防水工事に対応できるか
  • 必要な資格を持つ作業者が担当するか
  • 商品保証と工事保証の範囲が明確か
  • 漏水などのトラブル時に連絡できる窓口があるか
  • 工事後の試運転や点検が含まれているか

商品保証と工事保証は対象が異なるため、両方の内容を確認してください。シャワーユニット本体に不具合がなくても、配管の接続不良や防水施工の問題は工事保証の対象となる場合があります。

費用を抑えるなら、不要なオプションや再利用できる設備を見直す方法を優先すると良いです。必要な工事と保証を確保したうえで、複数社の見積もりを比較して納得できる依頼先を選びましょう。

浴槽をなくして後悔しやすい理由とデメリット

  • 浴槽を撤去すると湯船で体を温める入浴ができなくなる
  • 冬場の寒さや家族構成の変化によって不便を感じる場合がある
  • 将来の介護や売却・賃貸まで考えて判断する必要がある

浴槽をなくしてシャワールームに変更すると、掃除の負担を減らしたり、空間を有効活用したりできるメリットがあります。一方、リフォーム後に浴槽を戻すには再工事が必要になるため、現在の生活だけでなく将来の暮らしも考えて判断しましょう。

湯船につかれず入浴方法が限定される

浴槽をなくす最大のデメリットは、湯船につかる入浴ができなくなることです。普段はシャワーだけで済ませていても、寒い日や疲れた日、体調が優れないときに湯船を使いたくなる場合があります。

また、小さな子どもと一緒に入浴する場合や、家族が浴槽を使う習慣を持っている場合は、不便を感じる可能性があります。一人暮らしで浴槽を使っていなくても、将来の同居や子育てによって入浴方法が変わることも考えられます。

浴槽を撤去する前に、次のような使い方が必要ないか確認してください。

  • 冬場に湯船で体を温める
  • 子どもと一緒に入浴する
  • 家族が長時間の入浴を楽しむ
  • 体調に合わせて座った姿勢で入浴する
  • 災害時に浴槽へ生活用水をためる

浴槽を撤去してから後悔しても、簡単に元へ戻せるわけではありません。再び浴槽を設置する場合は、給排水や防水、床・壁などの工事が必要になることがあります。

普段ほとんど浴槽を使わない場合でも、家族全員の希望を確認してから撤去を決めると良いです。少しでも迷いがあるなら、小型浴槽を残す方法や、既存浴室の部分改修も比較してみてください。

冬場の寒さや体の温まり方が変わる

シャワールームへ変更すると、湯船につかって体を温めることができなくなります。冬場にシャワーだけでは寒さを感じたり、浴室を出た後に体が冷えやすくなったりする場合があります。

特に、窓のある浴室や断熱性能が低い住宅では、シャワー中も冷たい空気を感じやすくなります。寒冷地では、シャワーユニット本体の保温性能だけでなく、窓や壁、床下の断熱状態にも注意が必要です。

冬場の寒さを抑えるためには、次のような対策が考えられます。

寒さ対策主な内容
断熱仕様のシャワーユニット床・壁・天井からの冷えを軽減する
浴室暖房シャワーを浴びる前に室内を暖める
脱衣室暖房浴室と脱衣室の温度差を抑える
断熱窓への交換窓からの冷気を軽減する
床の断熱足元の冷たさを抑える

例えば、タカラスタンダードのぴったりサイズシャワーユニットには、天井・壁・床を保温材で包む仕様があります。ハウステックのRJSにも床の冷たさを軽減する構造があるため、寒さが気になる場合は比較候補になります。

ただし、シャワーユニットの断熱性能だけで、浴室全体の寒さを解消できるとは限りません。脱衣室との温度差や換気による冷気の流入も考え、必要に応じて暖房設備を検討してください。

家族の希望や将来の生活変化に対応しにくい

現在はシャワーだけで十分でも、将来の家族構成や生活習慣が変わると、浴槽がないことを不便に感じる場合があります。例えば、一人暮らしから二人暮らしになったり、子どもが生まれたりすると、入浴設備に求める条件が変わることがあります。

また、けがや病気、高齢化によって、立ったままシャワーを浴びることが難しくなる場合もあります。シャワールームが狭いと、椅子を置いたり、介助者が一緒に入ったりするためのスペースを確保できません。

将来の生活変化を考える際は、次の条件を確認しておきましょう。

将来の変化必要になる可能性がある設備
結婚・同居家族全員が使いやすい広さ
子育て子どもの入浴を補助できる空間
高齢化手すり・段差の少ない出入口
けが・療養シャワーチェアや腰掛け
介護介助者が一緒に動けるスペース

特に、コンパクトなシャワールームは設置面積を抑えられる一方、後から室内を広げることは簡単ではありません。将来の介助を想定するなら、最小サイズだけでなく、出入口の幅や手すりの設置場所まで考えて選ぶと良いです。

また、手すりを後付けする場合は、壁の補強下地が必要になることがあります。リフォーム時に将来の設置位置を決めておけば、追加工事の負担を減らせる可能性があります。

売却や賃貸で浴槽の有無が影響する可能性

浴槽をなくしてシャワールームへ変更すると、将来住宅を売却したり、賃貸に出したりする際に影響する可能性があります。特に、浴槽付きの住宅を希望する買主や入居者にとっては、シャワーだけの設備が選択肢から外れる理由になる場合があります。

ただし、浴槽がない住宅の評価は、地域や物件の広さ、想定する入居者によって異なります。単身者向けのコンパクトな住宅と、子育て世帯向けのファミリー物件では、求められる浴室設備も同じではありません。

物件の条件浴槽の有無を考えるポイント
単身者向け住宅シャワー中心の生活を希望する人もいる
ファミリー向け住宅子どもとの入浴や家族の希望を考える
高齢者向け住宅出入口や介助のしやすさも関係する
賃貸物件想定する入居者の設備ニーズを確認する
売却予定の住宅購入希望者の選択肢に影響する可能性がある

将来ファミリー層への売却を考えている住宅では、浴槽を残した方が購入希望者の条件に合いやすい場合があります。単身者向けの住宅では、シャワールームの省スペース性を評価する人もいるため、一律に不利とはいえません。

売却や賃貸を予定している場合は、近隣の物件で浴槽の有無がどのように扱われているか、不動産会社へ相談すると良いです。浴槽を撤去する費用だけでなく、将来再設置する場合の工事費も含めて判断しましょう。

狭さ・水はね・換気不足が不満につながる

シャワールームは省スペースで設置できる反面、室内が狭すぎると使いにくさを感じる場合があります。特に、0808サイズなどのコンパクトな製品では、体を洗うときに腕が壁へ当たったり、シャワーの水がドア付近へ集中したりすることがあります。

また、シャワールームの出入口や排水設備の納まりによっては、使用後に水滴が外側へ落ちる場合があります。床材の耐水性や足拭きマットの位置まで考えておかないと、脱衣室の床が濡れやすくなることもあります。

不満につながる部分リフォーム前の対策
室内が狭い実際の内寸と動きやすさを確認する
水はねドアや出入口周辺の構造を比較する
排水が遅い排水能力と配管勾配を確認する
湿気がこもる換気扇と給気経路を確保する
においが残る排水口の清掃性や換気を確認する
収納が少ない必要な棚や収納場所を計画する

湿気がこもりやすい場所では、換気扇を設置するだけでなく、空気の取り入れ口も必要です。換気経路が適切でないと、使用後の湿気が排出されにくくなり、カビやにおいの原因になる場合があります。

また、室内の広さはカタログのサイズ表記だけでは判断できません。可能であればショールームで実際に立ち、腕を動かしたときの余裕や、ドアの開閉のしやすさを確かめてください。

シャワーだけの浴室が向いている人の条件

シャワーだけの浴室は、普段から浴槽をほとんど使わず、短時間の入浴や掃除のしやすさを優先する人に向いています。浴槽をなくすことで空間を有効活用できるため、限られた間取りを広く使いたい場合にも候補になります。

例えば、一人暮らしで毎日シャワーだけを使っている人や、別の場所に浴槽付きの浴室がある住宅では、シャワールームを選びやすいです。また、二世帯住宅の追加設備や来客用のシャワールームとして設置する場合も、浴槽を省くメリットがあります。

シャワールームが向いている人理由
普段から浴槽を使わない人入浴習慣を大きく変えずに済む
掃除の負担を減らしたい人浴槽の清掃が不要になる
浴室を省スペース化したい人空いた場所を別の用途に活用できる
別に浴槽付きの浴室がある人必要に応じて湯船を利用できる
来客用の設備を設けたい人浴槽を設けずにシャワー設備を追加できる

一方、冬場に湯船で温まる習慣がある人や、子どもとの入浴を考えている家庭では、浴槽をなくすことで不便を感じる可能性があります。将来の介護や売却も気になる場合は、シャワールームへの全面交換だけでなく、浴槽を残すリフォームも比較しましょう。

最終的には、現在の入浴習慣と将来の生活を考え、浴槽がなくても困らないかを家族で話し合うことがおすすめです。シャワールームの省スペース性や清掃性だけでなく、寒さや使いやすさまで比較して判断してください。

DIYを避けてリフォーム業者を選ぶポイント

  • シャワールームの設置は防水・配管・電気工事に対応できる専門業者へ依頼
  • 浴室専門業者と総合リフォーム会社は工事範囲や対応体制で比較
  • 施工実績・保証・マンション対応を確認して依頼先を判断

シャワールームへのリフォームは、浴槽の撤去から給排水工事、製品の設置まで複数の作業が必要になるため、DIYではなく専門業者への依頼が基本です。ただし、リフォーム会社によって得意な工事や対応範囲が異なるため、自宅の工事内容に合う依頼先を選びましょう。

シャワールームのDIYが難しい理由と専門業者に依頼すべき工事

シャワールームのDIYが難しい理由は、製品の組み立てだけでなく、防水・給排水・電気設備の工事が必要になるためです。特に既存の浴槽を撤去してシャワーユニットを設置する場合は、床下や壁の内部まで工事が及ぶことがあります。

例えば、排水管の接続や勾配に問題があると、水が流れにくくなったり、床下へ漏水したりする原因になります。また、換気扇や浴室暖房の電気配線を変更する場合は、作業内容に応じて電気工事士の資格が必要です。

工事内容専門業者に依頼する理由
浴槽・既存浴室の撤去配管や建物の下地を傷つけずに解体するため
防水工事床下や壁内部への漏水を防ぐため
給排水工事配管の接続・排水勾配を適切に施工するため
電気工事漏電や感電を防ぎ、必要な資格に対応するため
換気設備の工事湿気を適切に排出できる設備を設けるため
シャワーユニットの組立メーカー指定の施工方法を守るため

給水装置や排水設備の工事には、自治体が定める指定工事事業者による施工などの条件が関係する場合もあります。そのため、リフォーム会社が必要な資格や施工体制を確保しているか確認してください。

一方、工事完了後に設置する取り外し可能な収納用品などは、DIYで対応しやすい部分です。ただし、壁に穴を開ける棚や手すりの取り付けは防水性や下地の強度に関わるため、施工業者へ相談しましょう。

シャワールームのリフォームはどこに頼むのがおすすめか業者別に比較

シャワールームのリフォームは、浴室専門のリフォーム業者や総合リフォーム会社、ホームセンターなどへ相談できます。ただし、依頼先によって対応できる工事範囲や施工体制が異なるため、希望する工事内容に合わせて選ぶことがおすすめです。

主な依頼先の違いを比較すると、以下のとおりです。

スクロールできます
依頼先主な強み注意点向いている工事
浴室専門のリフォーム業者浴室設備や施工方法に詳しい対応できるメーカーや工事範囲を確認既存浴室からシャワールームへの交換
総合リフォーム会社浴室以外の内装や間取り変更も相談しやすいシャワールームの施工実績を確認脱衣室や間取りも含むリフォーム
ホームセンター商品購入から工事まで相談できる場合がある取扱商品や工事対象が限られる場合がある取扱製品の標準的な交換工事
住宅設備の販売・施工店設備選びと設置工事をまとめて相談しやすい解体や内装補修への対応を確認シャワーユニットの設置・設備交換
工務店住宅の構造や下地補修を含めて相談しやすい希望製品の施工経験を確認木造住宅の浴室改修や間取り変更

既存のユニットバスを撤去してシャワールームへ交換するなら、浴室専門のリフォーム業者が候補になります。シャワーユニットの寸法や給排水の納まりに詳しい業者であれば、現地調査から製品選びまで相談しやすいです。

浴槽をなくした分のスペースを収納や洗面所に変更する場合は、総合リフォーム会社や工務店が向いています。浴室設備だけでなく、間仕切り壁や床、内装まで一括して相談できるためです。

ホームセンターや住宅設備の販売・施工店は、取り扱っているシャワーユニットが希望条件に合う場合に検討すると良いです。ただし、浴槽の撤去や配管移設などを含む工事に対応しているか、申し込み前に確認してください。

既存浴室をシャワールームへ交換するなら浴室専門業者、間取りや内装も変更するなら総合リフォーム会社を中心に比較するのがおすすめです。希望する工事を一括して担当できるかも確認しましょう。

シャワールームの施工実績が豊富なリフォーム業者の見分け方

リフォーム業者を選ぶ際は、浴室リフォーム全般の実績だけでなく、シャワールームの設置経験があるか確認してください。一般的なユニットバスの交換と、浴槽をなくしてシャワーユニットを設置する工事では、必要な寸法や配管の納まりが異なるためです。

施工実績を判断する際は、ホームページの完成写真だけでなく、工事前の状態や施工内容まで確認すると良いです。特に、自宅と似た広さや建物構造の施工例があれば、業者が対応できる工事の範囲を判断しやすくなります。

確認する内容信頼できる業者を見分けるポイント
シャワールームの施工実績浴槽撤去から設置までの事例がある
希望メーカーへの対応製品の施工条件や必要寸法を説明できる
現地調査配管・排水・換気・搬入経路まで調べる
施工体制各工事の担当会社と責任者が明確
追加工事への対応下地腐食や配管劣化への対応方法を説明できる
施工後の確認通水・排水・漏水の点検内容を説明できる

現地調査で浴室の縦横寸法だけを測り、配管や換気設備を確認しない業者には注意が必要です。シャワーユニット本体が設置できても、排水勾配やダクトの接続条件によっては追加工事が必要になる場合があります。

また、希望するメーカーの製品について、設置に必要な寸法や施工条件を具体的に説明できるかも判断材料になります。メーカーの施工図を使って説明してくれる業者なら、完成後の広さや出入口の位置もイメージしやすくなります。

施工実績が多いことだけでなく、質問に対して具体的な説明があるかを重視してください。工事の難しい部分や設置できない条件も説明してくれる業者を選ぶと、契約後の認識違いを防ぎやすくなります。

シャワールームのリフォーム業者を保証・アフターサービスで比較

シャワールームのリフォーム業者を比較する際は、工事保証の内容とアフターサービスの対応範囲を確認しましょう。シャワーユニット本体の不具合はメーカー保証、配管や防水処理などの施工不良は工事保証の対象になる場合があります。

ただし、保証期間や無償修理の条件は、メーカーや施工業者によって異なります。そのため、保証期間の長さだけでなく、どの部分の不具合に対応してもらえるかを比較することが必要です。

比較する内容確認したいポイント
商品保証シャワーユニット本体や部品の保証期間
工事保証配管・防水・接続部分などの保証範囲
無償修理の条件対象となる不具合と対象外のケース
アフター点検定期点検の有無と費用
緊急時の対応漏水時の連絡先・受付時間
修理の窓口メーカーと施工業者のどちらへ連絡するか
保証書の発行工事内容と保証条件を書面で受け取れるか

例えば、シャワー水栓の内部部品が故障した場合は、メーカー保証で対応することがあります。一方、施工した給水管の接続部分から水が漏れた場合は、工事保証の対象になる可能性があります。

また、工事保証が付いていても、漏水時にすぐ連絡できなければ被害が広がるおそれがあります。緊急時の受付時間や休日の対応、修理を依頼してから訪問するまでの流れも確認してください。

保証内容が口頭説明だけの場合は、契約書や保証書に明記してもらいましょう。特に、防水工事や配管工事の保証範囲が明確な業者を選ぶと、施工後のトラブルにも対応しやすくなります。

マンションのシャワールーム工事に対応できる業者の選び方

マンションでシャワールームへリフォームする場合は、管理規約や共用部分の制限を理解している業者を選ぶ必要があります。戸建て住宅と異なり、床スラブや共用配管、換気ダクトなどを自由に変更できない場合があるためです。

特に、浴槽を撤去してシャワーユニットを設置する工事では、既存の排水位置と新しい製品の排水位置が合うかが重要になります。床下の高さが不足して排水勾配を確保できない場合は、希望する製品を設置できないこともあります。

マンション施工に対応できる業者かどうかは、次の内容で比較しましょう。

比較する内容業者に確認したいこと
マンション施工実績同じ構造や築年数の施工経験があるか
管理規約への対応工事前に規約や細則を確認しているか
管理組合への申請必要な図面・工程表などを用意できるか
排水設備の調査排水勾配や配管位置を調べられるか
共用部分の取り扱い変更できない部分を把握しているか
搬入・養生エレベーターや共用廊下の保護に対応できるか
近隣への配慮工事時間や騒音対策を説明できるか

例えば、管理組合への工事申請が必要なマンションでは、施工図面や工程表などの提出を求められる場合があります。申請書類の作成を支援できる業者なら、工事開始までの手続きも進めやすくなります。

また、マンションの施工経験が豊富でも、すべての建物で同じ工事ができるわけではありません。管理規約や配管構造は物件によって異なるため、現地調査と管理会社への確認を行ってから製品を決めてください。

マンションのリフォームでは、管理規約への対応経験と排水設備の調査能力がある業者を優先すると良いです。工事申請から施工後の保証まで、どの範囲を担当してもらえるかを契約前に確認しましょう。

まとめ|浴室をシャワールームにリフォームするなら費用と暮らしやすさで判断

浴室をシャワールームにリフォームする費用は、シャワーユニットの本体価格だけでなく、浴槽の撤去や給排水工事、内装補修などによって変わります。予算を考える際は、追加工事の条件まで含めた総額を確認しましょう。

シャワーユニットは、LIXIL・ハウステック・タカラスタンダードなどの製品を比較し、設置スペースや必要な設備に合うものを選ぶと良いです。特に、断熱性や清掃性、出入口の広さは、リフォーム後の使いやすさに関わります。

浴槽をなくすと掃除の負担を減らせる反面、湯船につかれなくなるため、冬場の寒さや将来の家族構成にも注意が必要です。現在はシャワーだけで十分でも、子育てや介護、住宅の売却などを考えてから判断してください。

防水・給排水・電気工事を伴うリフォームはDIYを避け、シャワールームの施工実績がある専門業者へ依頼するのがおすすめです。複数社の見積もりや保証内容を比較し、費用と暮らしやすさの両方に納得できるリフォームを実現しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

複数のリフォーム情報メディアの立ち上げ・運営に携わり、水回りリフォームを中心に、費用相場や設備の比較、施工業者の選び方などを発信しています。メーカー、販売店、施工会社の公式情報や施工事例を確認し、初めてリフォームを検討する方にもわかりやすい記事作りを心がけています。

コメント

コメントする

目次